BOOKS
-
目利き力アップのための工場の見方 ~工場実査のポイント~
-
著者名佐々木一樹・森永洋 著
-
ぺージ数A5判 160頁
-
ISBNISBN978-4-7668-3288-4
-
発行日2015年2月20日
-
価格
1,650 円(税込)
下記の書店よりご購入ください。
主な取扱電子書店(ご利用の書店名をクリックしてください)
・丸善・ジュンク堂(honto)
・紀伊國屋書店(Kinoppy)
・amazon(Kindle)
・楽天ブックス(kobo)
・大学生協事業センター(VarsityWave eBooks)
概要 工場の実査では、専門用語が飛び交い、また、製造に関する基本的な知識も求められます。これに苦手意識が芽生えると、実査を敬遠したくなる気持ちも芽生えるでしょう。また、「目利き」というと、金融機関側が上からたって「一方的に詳細を調べ上げる」といったことに陥りがちです。
本書は、専門用語が飛び交う工場の経営者・責任者とのコミュニケーションのなかで、財務諸表からの情報だけでなく、現場にあるニーズに気付きそして汲み取り、「提案型融資」ができるよう、「その目利きから報告書にまとめ上げるまで」わかりやすく解説しています。
◆本書の特徴◆
●新規開拓において状況把握・融資の検討を図るにあたり「目の付け所」がわかる(イントロ
ダクション・第1章)
●専門用語を交えた経営者等の会話のなかで、取引に必要な項目について「聞き出すポイント」
を解説(第2章)
●上記を踏まえて、会話形式の事例で実際どのようにすれば良いのかを「イメージ」でき、ま
た、なにを報告書としてまとめるべきかが理解できる(第3章)目次 Introduction 工場実査にあたって知っておきたいこと
1.工場を取り巻く情勢変化
2.減少する中小製造業向けの貸出
3.工場への目利きが求められる理由
4.地域におけるモノづくり復活への期待
第1章 工場実査の分析項目
1.製品内容
2.設備内容
3.生産工程
4.人員状況
5.工場立地・レイアウト
6.稼働状況
7.管理状況
8.資金ニーズ
第2章 工場実査でのコミュニケーション手法
1.事前準備①(基本的な考え方)
2.事前準備②(自行取引状況、企業概要)
3.事前準備③(工場概要、製品内容)
4.事前準備④(業績動向、資金繰り状況)
5.事前準備⑤(持参資料の選定、訪問記録のチェック)
6.コミュニケーションの基本①(基本方針)
7.コミュニケーションの基本②(正しい敬語)
8.コミュニケーションの基本③(好印象を持たれる話し方)
9.コミュニケーションの基本④(望ましい方法)
10. コミュニケーションの基本⑤(望ましくない方法)
11.実査情報を活用したコミュニケーション①(金融機関による検討事項)
12.実査情報を活用したコミュニケーション②(マーケティング戦略・事業計画作成支援)
13.実査情報を活用したコミュニケーション③(資金支援)
14.実査情報を活用したコミュニケーション④(販路開拓支援)
15.実査情報を活用したコミュニケーション⑤(産学連携支援)
16.実査情報を活用したコミュニケーション⑥(M&A斡旋支援)
17.実査情報を活用したコミュニケーション⑦(専門家派遣)
18.コンプライアンス上の留意点①(融資が確実と誤認する説明、秘密保持)
19.コンプライアンス上の留意点②(稟議書の虚偽記載、優越的地位の濫用)
20.コンプライアンス上の留意点③(取引からの接待)
第3章 ケーススタディ 工場実査の実践事例
1.製品内容
2.設備内容
3.生産工程
4.人員状況
5.工場立地・レイアウト
6.稼働状況
7.管理状況
8.資金ニーズ
◆コラム
「目利き」に対するイメージの違い
報告書の作り方①
報告書の作り方②
報告書の作り方③
◆巻末付録 専門用語解説 -