BOOKS
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金融機関の「女性活躍推進」はこう進めよう
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著者名渋井 真帆 著
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ぺージ数四六判 304頁
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ISBNISBN978-4-7668-2371-4
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発行日2015年11月5日
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価格
1,760 円(税込)
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・大学生協事業センター(VarsityWave eBooks)概要 女性活躍推進に際し、金融業界では、女性の声を経営に活かしたり、「多能化」の一環として融資・渉外業務へ女性を積極的に登用するなど、様々な試みが行われています。
本書では、「人材育成」「時短勤務等の制度化」「男性上司の意識」「女性のキャリアアップとモチベーションアップ」等の様々な課題をどう克服していくのか、著者自らが行った取材をもとに実効性ある取組みのヒントを紹介しています。
金融機関の経営者として、本部の担当者として、管理職として、女性行職員として、様々な立場で女性活躍推進に関わる方に読んでもらいたい一冊です。目次 第一話 女性の力を経営に活かす取組み
「組織としてパラダイムを転換しなければならない、女性活躍推進はそのための原動力になり得るのです」
埼玉りそな銀行 社長・池田一義さん
第二話 女性活躍の先例を作り続ける取組み
「嫌いな人は作らない。敵は作らない。一緒に仕事をするのに横を向き合っていたのでは、いい仕事ができない」
東和銀行 執行役員・伏嶋登志子さん
「渉外に男女の差はない。約束を守って、一所懸命相手の話を聞いて、信頼関係を少しずつ築いていくしかない」
東和銀行 伊勢崎支店長・北爪 功さん
「相談相手が大切だと思います。あまり抱え込まずに言える存在がいることが大きい」
東和銀行 高崎支店渉外課・茂木 蛍さん
「まずは声かけですね。すごいね、よかったねと、必ず褒めるようにしています」
東和銀行 職員研修所代理・新井典子さん
第三話 動き出した女性登用、地域金融機関のチャレンジ
「女の人の良さって真面目なこと。言われたことはキチンとやる。彼女たちは申し訳ないくらい一所懸命やってくれました」
浜松信用金庫 きらりタウン支店長・鈴木真由美さん
「厳しい収益環境を生き抜くためには、男性と女性を同じ目線で見なければならない」
浜松信用金庫 専務理事・鈴木和博さん
「世の中の女性活躍推進は彼女たちによって追い風。いろいろなチャンスが出てくるので」
多摩信用金庫 人事部長・高橋尚子さん
ほか、金融機関インタビュー掲載
コラム
①女性活躍推進の中身の変化と組織の動機
②女性活躍推進の三つの方向性
③金融機関特有の難しさ
④女性活躍の「なぜ」と「本気度」を伝える
⑤リーダー候補者の背中の押し方
⑥女性渉外に対する留意点
⑦公私の本人の希望や将来像の確認
⑧男女の性差
⑨涙を武器にする女性
⑩女性のモチベーション
⑪時短勤務や育児中の女性とそのほかの女性との軋轢 -