BOOKS
-
金融機関のための 建設業界の基本と取引のポイント
-
著者名新日本有限責任監査法人 著
-
ぺージ数A5判 200頁
-
ISBNISBN978-4-7668-3310-2
-
発行日2016年5月10日
-
価格
1,760 円(税込)
-
追加情報等
概要 本書は、主に金融機関の渉外担当者に向け、こうした「建設業界」の現状や特徴、課題と対応策、特有の財務諸表の読み方から新規ビジネス動向まで、融資アプローチや取引深耕に役立つポイントをわかりやすく解説した一冊です。
●読みやすい1テーマごとの構成。豊富なデータ・図解で建設業界の「今」がわかる
●建設業界に特有の法制度から財務諸表の読み方まで、業界アプローチに必須の内容
●建設業界における主な業態・企業についても必要な知識を解説
●業界で用いられる専門用語や新しいトピックなどもコラムとして収載目次 第1章 建設業界の現状
建設業の概要/国内建設投資の推移/国内建設市場の動向/海外建設市場の動向/建設業就業者数および業者数の推移/建設コストの動向/建設業界とTPP/建設業界における不祥事/建設業界における自然環境への取組み/人手確保・育成に向けた取組み/建設業界における研究開発の動向
第2章 建設業界の基礎知識
建設業の許可と業種/建設業の特徴と利益率/入札方式/重層下請構造/JV(ジョイントベンチャー、共同企業体)/建設業界を取り巻く法制度/建設業の沿革/建設業を取り巻くリスク/開発事業
第3章 建設業界を担う各主体
総合建設会社(ゼネコン)/専門工事業者/道路会社/住宅建設会社(ハウスメーカー)/設計事務所/マリコン/橋梁メーカー/PPP/PFI
第4章 建設業における取引の流れ
建設業における業務フロー総論/営業活動/受注活動・契約/設計業務/実行予算の策定/工程管理・工事監理工事原価の発生と支払い/予算の見直しと予実管理/工事代金の取下げ/工事物件の完成・引渡し/JV特有の業務プロセス/建設業における内部統制
第5章 建設業界の会計と税務
建設業会計の会計基準と勘定科目/建設業の収益認識基準/工事完成基準とは/工事進行基準とは/工事進行基準の勘定の流れ/工事進行基準適用の3要素/工事収益総額の見積りの変更/工事原価/工事進捗度の見積り方法/収益認識基準の工事途中での変更/工事損失引当金の計上/完成工事補償引当金/海外工事の会計処理/JVの会計処理/開発事業の会計処理/建設業者における法人税/建設業者における消費税
第6章 建設業界における課題と新規ビジネス
経営課題と新規ビジネス/日本の建設技術/PFIにおける資金調達/CM(コンストラクション・マネジメント)方式/日本の環境保全技術/再生可能エネルギー事業/農業ビジネス
【索引付き】関連する書籍・CD・ビデオ -