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概要 ▶20~30代の若手行職員による少額の現金着服をドラマ化
金融機関行職員による着服・横領は後を絶ちません。ある年の内部事件統計では、20~30代の関与が全
体の半数を占めるなど、若手・中堅層の事例が目立っています。本作は若手行職員による現金着服をドラ
マ化し、罪の重さや、金融機関にどれほど悪影響を及ぼすかについて学びます。
▶「あの人は信用できるから」現金着服を見逃していませんか
現金着服を行う行職員は、同僚から信用されていたため周囲のチェックが甘くなり、発覚が遅れた例が
少なくありません。自らが現金着服の当事者とならないのはもちろん、金融機関の一員として注意力を
磨き、身近に不審な点があった時の適切な対処について解説します。目次 内容構成
1.後を絶たない現金着服
2.事例1 窓口担当による現金着服
20代の窓口担当である渡辺さんは、周りの評価が高い優秀な若手行職員。ある日、先輩の宮本さんは、
渡辺さんがお客さまから定期積金の掛け金を受け取っていたにも関わらず、入金がされていないことに
気がつきますが・・・。
3.事例2 渉外担当による現金着服
30代の青山さんは、面倒見が良い中堅行職員。後輩の安倍さんとお客さまのご自宅を訪問しています。
ある日、阿部さんは上司との面談の際に「青山さんの不審な行為を報告したほうがいいのかな?」と
迷いますが・・・。
4.解説