BOOKS
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金融・商事判例別冊 『サステナビリティの経営と法務』
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著者名森・濱田松本法律事務所ESG・SDGs プラクティスグループ 編著
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ぺージ数A5判 424頁
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ISBNISBN978-4-7668-2499-5
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発行日2023年11月30日
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価格
3,960 円(税込)
概要 ・ 企業が取り組むべきサステナビリティに関する事項を網羅
・ 国内外におけるサステナビリティに関する各分野の最新の状況を解説
・ わが国でサステナビリティに関する先進的な取組みをしている企業の担当者のインタビューを掲載
世界では温暖化をはじめとした資源・環境問題、格差社会問題、人権問題等といった諸問題が生じている中、これらの問題を解決すべく、会社はどのようにあるべきか、個々人がどうしていくべきかといった考えのもと、持続可能(サステナブル)な社会を目指してさまざまな取組みがなされています。上記問題を解決するため、各国政府だけでなく、企業や個々人の力が必要となります。
本書は、サステナビリティを意識した企業のパーパス経営において、どのような規制や考え方があるのかを整理し、各種法規制等や海外の状況等から企業がガバナンス上で何が求められているのか、どのような機関設計をしていくか、どのような経営戦略を立てていくべきかを考える指針となりうるものです。目次 第Ⅰ部サステナビリティとはなにか
Ⅰ-1 サステナビリティ経営と企業価値の向上 野村 修也
Ⅰ-2 サステナビリティにおけるソフトローとソフトロー的アプローチ 澤口 実
Ⅰ-3Interview 味の素株式会社におけるサステナビリティの取組み
高取 幸子 太子堂厚子
梅津 英明 田井中克之
第Ⅱ部 サステナビリティとコーポレート・ガバナンス
Ⅱ-1 サステナビリティ推進のためのコーポレートガバナンス体制 太子堂厚子
Ⅱ-2 サステナビリティと役員報酬 松村謙太郎
Ⅱ-3 ESG投資の隆盛に伴う株主対応の変化 近澤 諒
第Ⅲ部 サステナビリティを巡る各種分野と企業対応
Ⅲ-1 気候変動開示 宮田 俊
Ⅲ-2「ビジネスと人権」に関する規制・訴訟と企業に求められる視点 足立 悠馬
Ⅲ-3 人権デューデリジェンスの概要と業界・業種における留意点 -金融機関・不動産業界を例に-
白井 俊太郎
Ⅲ-4 サプライチェーンの“下流”における人権課題への取組み 梅津 英明
Ⅲ-5 人的資本関連の開示 石橋 誠之
Ⅲ-6 ダイバーシティ&インクルージョン 箱田 英子
Ⅲ-7 サステナビリティと知財・無形資産・DXガバナンス 上村 哲史
Ⅲ-8 生物多様性の保全と開示 五島 隆文
Ⅲ-9 宇宙とサステナビリティ 近藤 武尊
Ⅲ-10 サステナビリティと不動産 山本 義人
Ⅲ-11 サステナビリティ・ESGとM&A 福田 剛
Ⅲ-12 トランジション・ボンドの特徴と諸問題 田井中克之
Ⅲ-13 サステナブルファイナンス-融資実務から見た課題と期待- 末廣 裕亮
Ⅲ-14 金融機関の気候変動対応-近時の国内外の動向を踏まえて- 森 勇貴
Column 欧州の環境政策修士課程に留学して 森 勇貴
Ⅲ-15 再生可能エネルギーとサステナビリティ 岡谷 茂樹
Ⅲ-16 日本における排出量取引の現状 久保 圭吾
Ⅲ-17 取引先との取引における公正性・適正性の確保 高宮 雄介
Ⅲ-18 環境訴訟 川端 健太
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