BOOKS
-
金融機関行職員の サイバーセキュリティの基本
-
著者名株式会社エス・ピー・ネットワーク 総合研究部 著
-
ぺージ数A5判 296頁
-
ISBNISBN978-4-7668-3537-3
-
発行日2025年11月25日
-
価格
2,530 円(税込)
概要 「知らなかった」では済まされないデジタル社会の常識を学ぶ
●サイバー攻撃の手口と対策を紐解く
社会的重要インフラを担う金融機関。保有する情報をサイバー犯罪から守るため、「ランサムウェア攻撃」「フィッシング詐欺」「ビジネスメール詐欺」「ゼロデイ攻撃」など、代表的なサイバー攻撃の手法をはじめとして、金融機関を対象にした攻撃を紹介。事例や用語解説を交えてわかりやすく解説。
●インシデント発生時の対応を詳説
システム障害・サイバー攻撃・情報漏えいのインシデントが発生した際の対応の流れを解説。インシデント対応チームの役割や対策本部の例を図解。
●地域金融機関としての役割がわかる
取引先企業におけるサイバーリスクを紹介。中小企業が抱える課題や、地域金融機関に求められる支援を解説。また、個人顧客の特殊詐欺被害など、金融犯罪防止の視点も整理。
金融庁「金融分野におけるサイバーセキュリティに関するガイドライン」対応目次 ●はじめに
序章 サイバーセキュリティを取り巻く現状
1節 サイバー攻撃の現状
2節 国内のサイバーリスク対応
第1章 サイバーセキュリティの基本概念
1節 情報の価値と情報の種類
2節 情報セキュリティとは
3節 サイバーセキュリティとは
4節 代表的なサイバー攻撃の手法
5節 サイバーリスク管理のフレームワーク
第2章 金融機関におけるサイバーリスク管理の重要性
1節 金融機関におけるサイバーリスクの現状
2節 金融機関におけるサイバーリスクの特性
3節 法規制とガイドライン
4節 金融機関に求められるサイバーリスク管理
第3章 金融機関に求められる情報管理機能
1節 顧客情報の価値とその重要性
2節 中小企業向けサイバーリスク対策支援
第4章 特殊詐欺対策(デジタル分野)
1節 特殊詐欺の現状とその手口
2節 デジタル分野での詐欺手口とその対策
3節 金融機関が行うべき教育・啓発活動の重要性
第5章 サイバーインシデント被害の実態
1節 情報漏えいの影響
2節 ランサムウェア等サイバー攻撃の影響
第6章 インシデント対応の基本
1節 インシデント対応の流れ
2節 よくあるインシデント事例と対応例
3節 インシデント対応チームの役割
4節 行職員の役割
第7章 行職員が知っておくべき基本的なセキュリティ対策
1節 セキュリティ対策の考え方
2節 組織が行う対策
3節 個人で取り組むべき対策
第8章 セキュリティ意識を高める社内教育
1節 個人情報保護の基本概念
2節 セキュリティトレーニングの重要性
3節 セキュリティチェックリストの活用
4節 セキュリティ意識を高めるために
確認問題・解説 -