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JA金融法務 2018年10月増刊 577号 JA職員の 資産形成・資産運用サポート スタートブック
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著者名清水 暁・佐々木 幸代 著
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サイズ・頁B5判
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発売日2018年10月01日
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価格1,100 円 (税込)
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備考
本誌内容 【本書の特徴】
・「なぜ資産形成・資産運用を提案するの?」を理解
今、組合員・利用者が資産運用を行う必要性を各種データからしっかり解説。長くなったセカンドライフ、年金制度への不安、インフレなど、環境の変化を踏まえて認識できます。
・「リスクが苦手と断られるかも…」を解消
組合員・利用者への説明にすぐ使える考え方が満載。資産運用を行ううえでのリスクの捉え方や、コントロールの方法を、ケースの比較や図解でじっくり紐解きます。
・「ニーズ把握の仕方が知りたい!」を解明
JAの窓口で、訪問先で、想定される組合員・利用者とのやり取りをトークで明示。資産形成・資産運用ニーズのつかみ方、お金の色分けやリスクコントロールの説明の仕方などを、実際の流れを紹介しています。
PART1 資産形成・資産運用サポートとは
lesson1 組合員にとっての資産形成の必要性
○日本人の貯蓄の傾向
○インフレリスク
○年金制度と日本の人口
lesson2 JAにとっての運用商品提案の必要性
○組合員・利用者のニーズの変化
○貯金金利の低位推移
○顧客基盤の維持
○収益基盤の変化
lesson3 資産形成・資産運用提案のための基本的な考え方
○人生の3つのライフステージにおける「資産形成」と「資産運用」
○セグメントの考え方
○2つのセグメント(資産形成層と資産運用層)
lesson4 組合員目線の提案とは
○フィデューシャリー・デューティー(顧客本位の業務運営)
PART2 提案の前に知っておきたい予備知識
lesson1 ライフプランを考えよう
lesson2 お金の色分けと金融商品
○お金の色分けとは
○金融商品の特徴
○税制優遇制度〈NISA・つみたてNISA・ジュニアNISA・iDeCo〉
lesson3 リスクコントロールを押さえておこう
○資産運用におけるリスクとは
○分散投資
○時間分散と積立投資
○長期投資
○リスク許容度と提案の流れ
PART3 実際の提案の流れとコンプライアンス
lesson1 全体像を把握しよう
○STEP① 組合員・利用者の資産状況などの確認
○STEP② 資産形成・資産運用の必要性の説明
○STEP③ 投資信託ニーズの確認ないし喚起
○STEP④ 商品の説明とクロージング
lesson2 提案にかかるルールを知っておこう
○資産運用提案に関する法令
○適合性の原則
○高齢者に対する勧誘ルール
PART4 情報収集・ニーズ把握の具体例〈トーク例〉
lesson1 取引履歴情報を深掘りしてニーズをつかもう
①定期貯金が満期を迎えるA様
②貯金口座にまとまった資金があるB様
③退職金を受取予定のC様
④相続資金を受け取ったD様
lesson2 ふとした会話の話題を深掘りしてニーズをつかもう
⑤教育資金に不安を抱えるE様
⑥他行で購入した投資信託を保有しているF様
⑦他行への振込みのため来店したG様
PART5 ニーズをもとにした提案の具体例〈トーク例〉
lesson1 資産形成層への提案例をみてみよう
①他行で購入した投資信託を保有しているF様(PART4⑥からの展開)
②教育資金に不安を抱えるE様(PART4⑤からの展開)
lesson2 資産運用層への提案例をみてみよう
③退職金を受取予定のC様(PART4③からの展開)
④相続資金を受け取ったD様(PART4④からの展開)
PART6 アフターフォローの重要性
lesson1 アフターフォローの必要性
lesson2 フォローのタイミング
○購入後なるべく早めに
○購入後1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月など定期的に
○基準価額下落局面
○基準価額上昇局面
○その他のタイミング
lesson3 運用中に知りたいこと
〈資料〉※提供:農林中央金庫 JAバンク資産形成推進部
〇資産形成サポートプログラムの概要
〇農林中金アカデミー標準プログラム研修「投資信託基礎研修」の概要
〇農林中金アカデミー標準プログラム研修「投資信託実践研修」の概要 -