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金融・商事判例 No.1691/2024年5月15日号
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著者名
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サイズ・頁B5判 56頁
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発売日2024年05月15日
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価格792 円 (税込)
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備考
本誌内容 最高裁判例速報
◉ 抵当不動産の賃借人は、抵当権者が物上代位権を行使して賃料債権を差し押さえる前に賃貸人との間でした、抵当権設定登記の後に取得した賃貸人に対する債権と上記の差押えがされた後の期間に対応する賃料債権とを直ちに対当額で相殺する旨の合意の効力を抵当権者に対抗することができるか
(最二判令和5・11・27)
重要判例紹介
○1 返済期限を延長する条件変更契約による借入金債務の元本の最終返済日がすべて到来した時点において、会社更生法49条1項3号にいう「支払の停止」があったとされた事例
2 返済期限を延長する条件変更契約による借入金債務の元本の最終返済日がすべて到来した時点において、会社更生法49条1項3号にいう「支払不能でなかった」ものとはいえないとされた事例
(東京地判令和5・11・22)
●Topics●
東芝役員責任追及事件判決についての若干の考察(下)
──東京地判令和5・3・28本誌1679号2頁──
明治大学教授 弥永真生
●Topics●
リスク事象の発生と内部統制システムの再構築(下)
──積水ハウス事件に関する大阪地裁判決と総括検証委員会報告書を参考として──
椙山女学園大学准教授 山本将成
◆商事法判例研究◆
有価証券報告書等の虚偽記載と取締役の「相当な注意」
──ACリアルエステイト事件──
──静岡地浜松支判平成30・8・16D1-Law28282695──
西南学院大学教授 藤林大地
▪金融商事の目▪
担保法制見直しの規律案への心配
─動産担保の実行プロセスに関して─
弁護士法人関西法律特許事務所/弁護士 赫 高規 -