CORRESPONDENCE COURSE
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ケースで学ぶ 金利交渉コース(2か月)(KN)
取引先との信頼関係を強くする
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受講期間2か月
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添削2回
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テキストB5判 1分冊
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その他添付物
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受講料
8,800 円(税込)
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受講対象者: 法人営業担当者、融資担当者向
日本FP協会FP継続教育研修講座:AFP-7単位、CFP-7単位(金融資産運用設計)
◆添削3回の3か月コースもあります。
⇒ より深く学習したい方は、3か月コースがオススメ!
(3か月コースを受講される方は、こちら)
◆長期にわたる日銀のマイナス金利政策が終わりを迎えた今、金利交渉を経験した金融機関行職員は限られています。身近に経験者が少ない中、金利交渉を適切に進めることで、顧客からの信頼を高めるチャンスです。ぜひ、当講座をご受講してみてください。
本コースは、日本FP協会のAFP・CFP認定者の継続教育研修講座です。
「講習分野」につきましては、こちら をご覧ください。ねらいと特色 日銀のマイナス金利政策解除を契機に「金利のある時代」に突入し、金融機関は取引先との金利引上げ交渉に乗り出しています。しかし、長期にわたる低金利の下で、法人融資の担当者は金利交渉の経験が浅いため、苦手意識を持っていることが少なくありません。
そこで、本コースを学習することによって、融資金利の基本や最近の市場動向等の知識、金利引上げ交渉の進め方・説明方法などを習得し、取引先との信頼関係強化とともに取引拡充を実践していただくことを期待します。
【本コースのポイント】
● 与信取引の信用補完や金利設定の仕方、支援策の考え方などの必要な知識を簡潔に解説。
● 金利引上げについての説明方法・交渉の仕方や、実際によくある反応に対する応酬話法の例が満載!
● 数多くのマンガやトーク例を掲載。今すぐ実践に役立つ!カリキュラム TEXT1
第1章 Q&A 与信取引における金利の位置付けや金利動向
第1節 与信取引における信用補完Q&A
Q1-1 金利は担保や保証と並ぶ信用補完だと聞いたけど…
Q1-2 担保だけで信用補完が成立しないのはなぜ?
Q1-3 保証だけで信用補完が成立しないのはなぜ?
Q1-4 金利だけで信用補完をすると、弊害があるのはなぜ?
第2節 与信取引における金利の仕組みQ&A
Q2-1 与信取引上、基本的に金利はどう決められるの?
Q2-2 貸出金利に固定金利と変動金利があるのはなぜ?
Q2-3 指標金利にはどのようなものがあるの?
Q2-4 金利引上げ交渉を行わないといけないのはなぜ?
Q2-5 金利交渉時に取引先への有効な提案は?
第3節 金利を取り巻く環境と昨今の状況Q&A
Q3-1 金利相場とその他市場との関係はある?
Q3-2 国内金利と海外金利の関係は?
Q3-3 最近の短期金融市場はどうなっているの?
Q3-4 最近の長期金利の動向はどうなっているの?
Q3-5 マイナス金利制作の解除による影響は?
第2章 金利引上げ交渉のスタンスと留意点
第1節 金利引上げ交渉の基本的な考え方や姿勢
1.金利引上げ交渉が必要となる主な機会や事象/2.金利引上げ交渉時に求められる基本姿勢/3. 金利引上げ交渉の手順や流れ/4.金利引上げを持ち出したときの想定される反応/5.金利引上げに伴う資金繰りの変化と把握方法/6.総合採算を考慮した金利水準と注意すべき説明
第2節 金利引上げ交渉の留意点とトラブル防止策
1.金利引上げ交渉に際して留意すべき法律の概要/2.利息制限法・出資法上の規制と留意点/3.優位的地位の濫用への抵触/4.カルテルへの抵触/5.借主への説明義務/6.適切な交渉の必要性
第3章 金利引上げ交渉とコンサルティング機能の発揮
第1節 事前に行う原因証書の確認とその内容
1.原因証書等の事前確認ポイント/2.確認・把握事項別の留意点
第2節 他金融機関の金利引上げ状況はこうして把握する!
1.他金融機関の金利引上げ状況の把握の方法/2.他金融機関からの打診情報を聞き出すポイント
第3節 他金融機関からの攻勢にはこうして対抗する!
1.金利上昇時の他金融機関の攻勢対象先/2.取引流出を防止するコミュニケーション/3.他金融機関からの攻勢への対処法
第4節 金利引上げ時に行う本業支援と取引拡充
1.コスト削減策のアドバイス&提案/2.売上増加策のアドバイス&提案/3.新規分野進出・業態転換策のアドバイス&提案/4.人員採用策のアドバイス&提案
第5節 金融取引におけるコストカット策の提案
アドバイス例1 金融取引に関係する事務量の削減/アドバイス例2 金勇事務の合理化を伴う手数料の削減
第4章 <ケースで学ぶ>金利交渉術と応酬話法
第1節 金利引上げ事由別=交渉の進め方とトーク例
1. 市場都合(基準金利上昇による金利引上げ)の場合/2. 相手都合(信用力低下による引上げ)の場合/ 3. 金融機関都合(採算性を改善する引上げ)の場合
第2節 金利上昇時のお客様からの反応にはこう切り返す
1.「借りている金額が多くないから、今回は勘弁してほしい」/ 2.「それなら、他行に借り換えるよ」/ 3.「それなら、借入金を全部返すよ」/ 4.「代わりに振込手数料を安くしてほしい」/ 5.「定期預金の金利を特別に上げてほしい」/ 6.「前任者にお願いされて借りたのに金利を上げるのか」/ 7.「君じゃ話にならない! 上司を呼んでこい」/ 8.「スプレッドを下げればいいじゃないか」/ 9.「金利が下がったときに下げてくれないじゃないか」/ 10.「融資金利が上がる分、預金金利も上がるんだよね」/ 11.「うちが赤字で苦しいのは知っているだろう?」/ 12.「君の成績のためにいろいろやっているじゃないか」/ 13.「公正取引委員会に申し立てるよ」
第3節 ケース別=金利引上げ交渉はこうして行う
ケース1.証書貸付を行っている(金銭消費貸借証書包含型)先/ケース2.証書貸付を行っている(変動金利特約書型)先/ケース3.経常運転資金の手形貸付を書き換える先/ケース4.財務諸表を行った結果、信用力の低下が判明した先/ケース5.運転資金の追加融資が発生した先/ケース6.設備資金の融資を行っている先/ケース7.債務保証の契約を行っている先/ケース8.シンジケートローンを実行中の先/ケース9.ノンリコースローンを実行中の先/ケース10.自行がメインになっている先/ケース11.自行がメインではない業績不振先/ケース12.担保を差し入れてもらっている先/ケース13.担保の差し入れてもらっていない先/ケース14.経営者を保証人としている先/ケース15.経営者を保証としていない先/ケース16.自行が中心となって公的支援を引き出している先
※内容は編集上の都合で変更となる場合があります。 -