政府は、国内の中小・中堅企業の海外進出を支援するため「海外ビジネス投資支援室」を内閣官房に設置し、総合経済対策として「中小企業等の輸出拡大」「農林水産物の輸出拡大」等が挙げられており、中小企業を支える金融機関においては、国際金融や貿易、為替取引等の外為取引の重要性が今後高まっていくことが予想されます。
　また、各種報道がなされているように、金融機関へ為替予約等の相談が殺到するなど、金融機関において、外為知識の拡充とそれを活かした企業の支援が改めて求められています。
　そこで、このような社会情勢および世界経済の状況を踏まえたうえで、本コースでは、金融機関の営業店の現場において必要となる外国為替および貿易の実務の基本について、簡潔かつ分かりやすく解説していきます。
【本コースのポイント】
● 外国為替取引・国際業務の基本および実務的知識について、わかりやすく解説。
● 金融機関の外為業務に精通した専門家による執筆。実務を通じて培ってきた知識・経験、最新情報等にもとづきポイントを押さえた解説。
● 取引時に必要となる約定書や各種書類等のサンプルを掲載し内容を解説しているため、外為業務の実務にあたって適切な対応を行うことができるようになる。
● 外為取引の拡大および海外進出支援について、担当者が取引先にどのようなヒアリングを
行って推進をしていけばよいのか、具体例にもとづき理解を深め、実践手法を身につけることができる。