BOOKS
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営業店の相続手続・アドバイス推進ガイド
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著者名経済法令研究会 編
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ぺージ数B5判 112頁
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ISBNISBN978-4-7668-3367-6
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発行日2017年12月30日
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価格
1,320 円(税込)
金融機関の営業店における行職員が、お客様に対してどのように取引等を推進していくかを解説したシリーズ。他に3冊刊行中(詳細は、下記関連書籍より)
概要 高齢化の進展に伴って、金融機関では必然的に相続手続の事務が増加しています。
その取扱いを慎重かつスピーディーに行うことが求められるのはもちろんですが、生前のアドバイスや相続相談などでお客様の満足度を高めることにより、相続による他金融機関への預貯金流出を防ぐなど、より一歩進んだ対応が必要となってきます。
本書は金融機関での相続手続事務で必要とされる基本的な知識や、現場での声かけのタイミング、相続相談の対応方法など、イラストやトーク例などをもちいてわかりやすく説明し、実務に役立つ一冊となっております。
【特徴】
◆金融機関で必要とされる、相続に関する基本的な知識から相続相談の対応まで簡潔に解説
◆相続発生前および発生後のお客様へのアプローチ方法や、サポートがトーク例でわかる
◆相続アドバイスと手続きをめぐる疑問点を、ケース別にイラスト付きQ&Aでわかりやすく整理目次 第1章 知っておきたい 相続基本知識
1相続に関する一般的な流れ
2手続きや届出の内容
第2章 相続相談をお勧めするタイミングと声かけの例
1 本人へのお勧めのタイミングと声かけの例
case1 相続に関するセミナーや相談会のご案内をするとき
case2 エンディングノートの活用をお勧め(配布する)とき
case3 給与振込口座として利用されている方が退職金を受け取るとき
case4 年金振込口座の指定予約をされている方を訪問したとき
case5 保険満期金の振込みがあったとき
case6 年金受給者への誕生日プレゼントを渡すとき
case7 遺族年金を受け取っている方を訪問したとき
2 ご家族(子・配偶者)へのお勧めのタイミングと声かけの例
case1 住宅ローン完済のとき
case2 定期預金の満期を迎えたとき
case3 親の介護が話題になったとき
第3章 Q&A 相続アドバイスと手続きサポート
1 相続対策に関するアドバイス
Q1 高齢の親に認知症の症状が見られるという相談を受けた場合、どのようにすればよいでしょうか
Q2 介護費用が問題になることが多いと聞くのですが、考慮すべきことは何ですか
Q3 相続税とはどのような税金ですか。どのくらいの財産額から課税されるのでしょうか
Q4 相続税の課税対象になるもの、ならないもの、控除できるものを教えてください
Q5「自分は相続税納税の対象外だからアドバイスは不要」 と言われましたが、本当に相続対策は不要なのでしょうか
Q6 不動産の評価の考え方や、評価上の特例があれば教えてください
Q7 相続税の対策等で生命保険の利用をお勧めする場合のポイントを教えてください
Q8 分割対策等その他の場合に生命保険の利用をお勧めする場合のポイントを教えてください
Q9 遺言の活用をお勧めする場合のポイントを教えてください
Q10 遺言信託の活用をお勧めする場合のポイントを教えてください
Q11 生前贈与の活用をお勧めする場合のポイントを教えてください
Q12 相続では、納税対策が必要と聞きました。納税対策とはどのようなものですか
Q13 ジュニアNISAで孫への財産移転はできますか
Q14 投資物件の購入で資産を圧縮する際のポイントを教えてください
Q15 賃貸物件の建設で不動産評価を引き下げる際のポイントを教えてください
Q16 二次相続への備えを提案する場合のポイントを教えてください
2 相続発生後のサポート
Q17 お客様との会話で相続の発生を知りました。金融機関の職員としてすぐに対応するべきことは何ですか
Q18 相続人からの残高照会などがあった場合の注意点を教えてください
Q19 相続により生活口座が凍結された後に払戻請求がありました。どのように対応すべきでしょうか
Q20 相続人から、相続手続ではまず何をするべきかと聞かれました。どのように答えたらよいでしょうか
第4章 心を込めた相続手続対応
1 窓口対応のポイント
Point1 ご遺族が来店した時の窓口対応・基本例
Point2 ご遺族が来店した時の窓口対応・応用例
Point3 相続手続に関するケーススタディ
Point4 ご遺族への対応に関する留意点
2 弔事作法のポイント
Point1 お悔やみの言葉
Point2 基本的な弔事の流れ
Point3 受付・焼香での作法
Point4 弔問に関するケーススタディ関連する書籍・CD・ビデオ -