CORRESPONDENCE COURSE
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企業価値担保権入門コース (KT)
事業者支援の新たな可能性と担保概念のパラダイムシフトをやさしく解説
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受講期間2か月
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添削2回
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テキストA5判 1分冊
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その他添付物
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受講料
7,480 円(税込)
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受講対象者: 初級職員~管理者 向
日本FP協会FP継続教育研修講座:AFP-7.5単位、CFP-9単位(ライフプランニング・リタイアメントプランニング)
◆水野浩児氏による、「企業価値担保権」に関する解説動画付き
◆テキストと動画、添削問題により、「企業価値担保権」の基本を押さえることができる
◆「企業価値担保権」について、整理して効率よく学びたい人にオススメ
本コースは、日本FP協会のAFP・CFP認定者の継続教育研修講座です。
「講習分野」につきましては、こちら をご覧ください。ねらいと特色 ◆新法の考え方と活用の準備がわかる
これまでの中小企業金融の課題と、企業価値担保権の存在意義、機能を徹底理解。
全資産担保に対する理解を深め、債務者区分と引当ての考え方等を整理。
◆企業価値担保権の仕組み、設定のプロセスがわかる
設定にあたって信託契約を導入するなど、特徴的な仕組みを持つ企業価値担保権。
「特定被担保債権者」「企業価値担保権信託会社」など新たな用語に丁寧に説明を加えつつ、平時の活用、担保権設定のプロセス等を図解。
◆活用の注意点と想定事例がわかる
事業者支援、早期事業再生・私的整理フェーズの支援など、企業が置かれたステージ別の活用イメージや、コベナンツの具体例、予兆管理の方法、貸付時の注意点を解説。想定4事例を紹介。
◎解説動画付きカリキュラム はじめに
地域の未来をつくる事業者支援と中小企業融資モデルの進化
chapter 1 担保に対する価値観の変化と融資慣行の是正
「事業性融資の推進等に関する法律」の意義/ 事業性融資推進法とは/「ビジネス法務学」の視点──「促進法」として/企業価値担保権の活用が期待される企業/事業者支援・再生支援における支援機関との連携強化/事業性評価と関連施策の変遷/企業価値担保権付き融資の引当方法に関する考え方/米国会計基準から考察する企業価値担保権の理解/ABLの再評価/経営者保証と企業価値担保権
chapter 2 事業性評価を結実させる企業価値担保権
事業性評価の取組みと法的インフラとしての企業価値担保権/良質な債権と事業者の行動変容/事業性評価スキルの向上と将来キャッシュフローの把握
chapter 3 企業価値担保権の理解
企業価値担保権の全体像/セキュリティ・トラスト(担保権の信託)と用語の理解/担保目的財産と企業価値担保権の設定者/担保目的財産の考え方/企業価値担保権者(受託者)とは──企業価値担保権信託会社/被担保債権および受託者とは/企業価値担保権の設定および効力/企業価値担保権の実行に係るプロセス(フロー)の理解/実行における準備と配当のポイント
chapter 4 企業価値担保権の活用
企業価値担保権のステージ別活用のイメージ/「平時」における企業価値担保権の活用/コベナンツを活用した予兆管理と情報の非対称性の軽減/コベナンツの具体例/認定事業性融資推進支援機関の意義と活用/スタートアップ企業への活用可能性/企業価値担保権設定の注意点と計画策定/企業価値担保権を利用した貸付時の留意点/企業価値担保権の実行手続の概要と課題
chapter 5 活用の想定事例
Case1 親族内承継を希望している企業
Case2 事業ポテンシャルは高いが財務内容が悪い事業者
Case3 研究開発先行型のスタートアップ
Case4 M&A型事業承継(第三者承継)を望む事業者
●〈水野メモ〉押えておきたい重要条文セレクト -