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START UP 金融法務入門
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著者名監修:大野 正文 編著:藤池 智則・髙木 いづみ
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ページ数A5判 240頁
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ISBNISBN978-4-7668-2395-0
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発行日2017年1月15日
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価格
1,650 円 (税込)
概要 金融機関において、日常業務を正確・迅速に遂行するためにはその裏付けとなる法的知識が欠かせませんが、本書は、初級行職員を対象に、預金、融資、手形・小切手、内国為替業務の法的知識について、用語解説を交えながら平易かつコンパクトに解説しています。
【本書の特徴】
●金融法務の全般をコンパクトにわかりやすく解説
●基本的解説とともに判例を紹介しつつ具体的に解説
●内容の理解を助けるために用語解説や図解を適宜挿入
※巻末に普通預金規定ひな型/当座勘定規定ひな型/銀行取引約定書ひな型を掲載目次 第1章 金融法概説
Ⅰ 金融法とは何か
1 金融法の意義/2 金融規制法/3 金融取引法
Ⅱ 金融取引の法務
1 契約と約款/2 金融取引と法/3 法解釈と判例/4 商慣習
Ⅲ 金融機関の守秘義務
1 守秘義務の根拠/2 個人情報保護法との関係/3 金融規制法上の規制/4 守秘義務の例外
第2章 預 金
Ⅰ 預金の基本
1 預金の法的性質/2 預金通帳・証書/3 犯罪収益移転防止法/4 預金保険制度
Ⅱ 預金の種類
1 普通預金/2 定期預金/3 当座預金(当座勘定)/4 総合口座/5 その他の預金
Ⅲ 預金の受入れ
1 預金の受入対象/2 預金の成立時期/3 預金者の認定/4 誤入金と預金契約
Ⅳ 預金の払戻し
1 預金払戻しの原則/2 債権の準占有者に対する弁済と免責規定/
3 盗難・偽造カード・盗難通帳等による払戻し
Ⅴ 預金の管理
1 相続預金の取扱い/2 預金の譲渡・質入れ/3 預金に対する差押え/4 預金の消滅時効
第3章 融 資
Ⅰ 融資の基本
1 融資取引の基本原則/2 融資取引の規制/3 銀行取引約定書
Ⅱ 各種融資取引
1 証書貸付/2 手形貸付/3 手形割引/4 当座貸越/5 その他
Ⅲ 取引の相手方
1 自然人/2 制限行為能力者/3 各種法人と代表者
Ⅳ 担 保
1 担保の基本/2 不動産担保/3債権・動産の担保
Ⅴ 保 証
1 保証の基本/2 保証と連帯保証/3 根保証契約/4 信用保証協会の保証
Ⅵ 融資金の管理回収
1 弁済/2 相殺/3 担保権の実行/4 貸金債務の相続/5 消滅時効の管理/6 期限の利益の喪失
第4章 手形・小切手等
Ⅰ 手形・小切手の基本
1 手形・小切手の意義と性質/2 当座勘定取引(当座勘定取引契約)の法的性質/
3 手形・小切手の取立と手形交換所
Ⅱ 約束手形
1 約束手形の基本/2 振出/3 裏書/4 支払/5 遡求/6 保証/7 時効/8 白地手形/
9 公示催告・除権決定
Ⅲ 小切手
1 小切手の法的性質等/2 振出/3 譲渡/4 支払/5 線引小切手/6 遡求
Ⅳ 手形交換
1 手形交換制度の概要/2 手形・小切手の依頼返却/3 手形・小切手の不渡りと取引停止処分
/4 不渡異議申立制度
Ⅴ 電子記録債権
1 電子記録債権の意義/2 電子記録債権の発生/3 電子記録債権の譲渡/4 電子記録債権の消滅
第5章 内国為替
Ⅰ 内国為替の基礎
1 為替取引の定義と役割/2 内国為替の種類/3 全国銀行内国為替制度と全銀システム/
4 内国為替取引の当事者
Ⅱ 振 込
1 振込の意義等/2 振込の法律関係/3 振込規定の概要/4 被仕向金融機関の義務/
5 振込金の預金口座への入金/6 入金不能分の取扱い
Ⅲ 代金取立
1 代金取立の意義と特徴/2 代金取立の方式/3代金取立の法律関係/4 代金取立規定の内容
/5 委託金融機関の義務/6 受託金融機関の義務
Ⅳ 組戻し、取消し、訂正
1 組戻し/2 取消し/3 訂正
<資 料>
普通預金規定ひな型/当座勘定規定ひな型/銀行取引約定書ひな型関連する通信講座-
12,980円 (税込)
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