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現場の悩みをズバリ解決! 営業店の相続実務Q&A 【三訂版】
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著者名上原 敬 著
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ページ数A5判 192頁
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ISBNISBN978-4-7668-2409-4
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発行日2017年11月30日
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価格
1,760 円 (税込)
概要 お客様に相続が発生したら――? 営業店で対応が求められる各種の相続手続や関連制度について、事例形式のQ&Aと図解・イラスト入りの解説で、金融機関の現場の疑問に答えた一冊。
■事例と図解で実務のポイントがわかりやすい
■預貯金の分割に関する新判例や改正予定の相続法の内容までをカバー
■現場の疑問や実務上の悩ましい点など読者の疑問にピンポイントで答える一冊
相続の事例や相談件数が増加する中、金融機関にはますます的確な対応が求められています。本書は、2011年の初版刊行以降、改訂版も含めて、多くの金融機関の方にご利用いただいてきました。
相続をめぐる税制や法制度環境は刻々と変化しており、特に2016年12月の最高裁による、「相続預貯金が遺産分割の対象となる――つまり、法定相続分どおりには分割されなくなる」という新判断は、金融実務に大きな影響を与えることとなりました。
本書は、こうした最新の法制度改正を反映しながら、金融機関の相続実務・法務相談に永年かかわってきた著者が、現場の相談やこれまでの本書読者の声をもとにわかりやすく解説したロングセラーの最新版です。
相続預貯金の取扱いはもちろん、戸籍の見方や外国籍の方の相続預金の取扱い、融資取引に関する相続の取扱いまで、金融機関の最前線に必須となる内容をまとめています。金融機関の行職員の方々に幅広くご活用いただける一冊です。
【銀行業務検定試験 「相続アドバイザー3級」 参考図書】目次 第1章 相続と金融機関取引(初動対応)
1 相続と金融機関のかかわり
2 相続の方法(相続と遺贈)
3 相続発生時の確認事項
4 死亡の事実確認
5 預金者死亡をいつ知ったか
6 相続預金の有無の照会
7 相続預金の残高照会・取引経過照会
8 相続発生後の通帳の取扱い
9 相続預金の払戻し方法
10 相続税のアドバイス
11 相続法の改正動向
第2章 各種取引と相続
1 普通預金 その1(自動引落口座の相続)
2 普通預金 その2(受取人死亡後の振込金入金処理)
3 総合口座取引
4 定期預金
5 当座預金 その1(当座預金の特殊性)
6 当座預金 その2(振出済小切手の取扱い)
7 投資信託・株式・個人向け国債
8 貸金庫取引
9 相続人の一人から開扉請求があった場合
第3章 相続人となる人(法定相続人)
1 法定相続人
2 相続人となる子
3 養子 その1(養子・特別養子と相続)
4 養子 その2(養親の離婚)
5 連れ子
6 代襲相続 その1(代襲相続とは?)
7 代襲相続 その2(養子の子は代襲相続できるか?)
8 代襲相続 その3(子が失権した後に生まれた孫)
9 直系尊属 その1(直系尊属と相続)
10 直系尊属 その2(養親の相続権・代襲の有無)
11 兄弟姉妹 その1(父母の一方のみ同じくする兄弟姉妹)
12 兄弟姉妹 その2(代襲相続~甥・姪の相続権)
13 配偶者 その1(配偶者と相続)
14 配偶者 その2(内縁の配偶者)
第4章 戸籍の見方
1 戸籍とは
2 戸籍の種類(現行戸籍と改製原戸籍)
3 戸籍の記載単位
4 戸籍の見方(チェックポイント)
5 戸籍の連続性確認(チェックポイント)
6 戸籍の連続性確認(具体的な調べ方)
7 最新の戸籍(平成6年式戸籍)
8 戸籍はいくつ必要か
9 法定相続情報証明制度とは
第5章 遺言書による相続
1 遺言とは
2 自筆証書遺言のチェックポイント(検認とは?)
3 公正証書遺言
4 遺言の確認
5 遺留分を侵害する遺言にもとづく払戻し
6 受遺者への払戻し(法定相続人以外の権利者への払戻し)
7 遺言書上の権利者が先に死亡
8 遺言執行者
9 遺言信託とは
第6章 覚えておきたい対応
1 葬儀費用の払戻し
2 特別受益・寄与分
3 外国籍の方の相続預金 その1(本国法の調査)
4 外国籍の方の相続預金 その2(韓国籍の方の相続預金)
5 相続人の欠格・廃除
6 相続人の不存在
7 相続の限定承認・放棄
第7章 融資取引と相続
1 融資の相続
2 債務引受
3 根抵当権債務者の相続
4 保証人の死亡
5 限定承認・相続放棄・相続人不存在と融資先管理
6 財産分離(融資を相続人に引き継がせたくない場合)関連する通信講座-
10,340円 (税込)
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10,120円 (税込)
関連する検定試験-
4,400円 (税込)
関連する書籍・CD・ビデオ -